企業型確定拠出年金(DC)や個人型確定拠出年金(iDeCo)で運用時のポートフォリオについて

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企業型確定拠出年金(DC)や個人型確定拠出年金(iDeCo)に加入している人向けのポートフォリオの考え方についてです。

はじめに

サラリーマンの場合、会社から渡されたDCの説明書に、20代ならこういうポートフォリオ、30代ならこういうポートフォリオがいいなどの説明が書かれていたかと思います。
投資経験のない方がDCの説明を受けても、よくわからなかったのではないかと思います。
自分も昔はそうでした。
投資をDCだけで運用する場合は、説明書に沿ってやっていただければよいと思います。
後でも記載しますが、DCで何も設定しないで、定期預金で運用している人は、非課税というおいしいメリットを捨てていることになりますので、投資信託での運用をお勧めします。
iDeCoの人は自分の意志で投資をやっていると思うので、そういったことはないとは思います。

DCやiDeCoとその他の投資を含めたポートフォリオ

以降の説明は、DCやiDeCoだけではなく、個人で実施しているNISAや投資信託やETFなども含めて投資している方への考え方です。

DCの説明書通りにやると、DCの中でポートフォリオを組む考え方しか載っていません。
DCやiDeCoを含めた、個人の投資商品全体を含めて、ポートフォリオを考える必要があります。

DCやiDeCoの非課税のメリットを活かそう

DCやiDeCoのメリットとして、運用益は非課税というのがあります。
これはすごいメリットなので、この恩恵を十分にあずかったほうが良いことになります。

DCやiDeCoで債券や定期預金等で運用してしまうと、利率が低いため、非課税のメリットが薄れてしまいます。少しだけ儲かってもそこにかかる税金は微々たるものということです。

そこで、DCやiDeCoで運用するのは外国や日本の株式だけで運用して、個人で投資信託で債券等を購入して、資産全体のポートフォリオを組んだほうが良いと思います。
DCやiDeCoで株式を運用した場合、長期投資で資産が大きくなったときに、運用益に対して税金がかからないメリットははかり知れません。

DCやiDeCoのデメリットとして、60歳まで解約できないのがあります。
ただし、これは裏を返せば長期投資することを考えれば、ある意味メリットではあります。

余談

私の会社のDCの投資信託は、eMAXIS Slimなどの信託報酬が低いものがなく、ちょっと残念ではあります。

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