古いブロードバンドルーターをスイッチングハブとして有効に使える方法を書きたいと思います。
はじめに
自宅に固定インターネット回線を引いているのは、今は当たり前な状況かと思います。
パソコンなどのネットワーク機器が複数あると、LANケーブルをさすところが足りなくなって、スイッチングハブを増設している方もいるかもしれません。
ブロードバンドルーターは、インターネット回線側に接続するWANポート1つと、パソコンなどのネットワーク機器をつなげるLANポートが複数あると思います。
ブロードバンドルーターは、名前の通り、ルーターの機能があります。
ブロードバンドルーターが1台の場合は、上記図のような接続になっているかと思います。
ここでは、ルーターの一番下がWAN、上側3つがLANとします。
お手軽スイッチングハブの方法
ルーターの機能は使わず、ただのスイッチングハブとしてお手軽に使う場合は、ブロードバンドルーターのWANのところではなく、LANのところに接続すれば、スイッチングハブとして使えます。
具体的には、上記図のように、ルーターAのWANのところはインターネット側に接続して、ルーターAのLANのところとルーターBのLANのところを接続します。
ルーターBのWANのところは未接続状態とします。
そうすると、ルーターAとルーターBは、同一ネットワーク(サブネット)となります。
注意
もし、ルーターAのLANのところと、ルーターBのWANのところを接続してしまうと、ルーターBがルーターとして機能してしまうので、サブネットが複数になってしまいます。
ルーターAに接続しているパソコンと、ルーターBに接続しているパソコンで、異なるネットワークになってしまいますので、パソコン間で通信ができなくなってしまいます。
最後に
今回は、あくまでお手軽にスイッチングハブとして使う方法を記載しました。
ちゃんと設定するのであれば、ブロードバンドルーターでルーター機能をOFFに設定すればいいですね。
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