インターネットの回線が混雑していて、画像がなかなか表示されないとか、動画が止まってまともに見られない、ゲームがカクカクする、といった悩みを抱えている人はいませんか。
特に最近は自宅でテレワークをされている方も増え、よりインターネットが遅いと悩んでいる方もいるかもしれません。
そんな方は「v6プラス」に申し込んで、IPoE接続をすれば解決するかもしれません。
PPPoE接続が遅い
フレッツ光などの固定のインターネット回線を引いている場合、プロバイダから教えてもらったIDとパスワードをルーターに設定して、PPPoE接続をしていないでしょうか。
PPPoE接続は、インターネットを利用する人が増えたために、NTT内の機器が混雑していて性能が出なくなってしまい、ネットが遅いことになっている可能性があります。
v6プラスのIPoE接続で快適に
PPPoE接続をしていて性能が出ない場合、別の接続方式であるIPoE接続にすれば性能が上がる可能性があります。
IPoE接続は、PPPoE接続と違い、NTT内の機器を使わないで通信する方式のため、ネットが混雑する可能性が低い接続方式です。
わかりやすいイメージ的には、道路で例えると、PPPoE接続は1車線に対して、IPoE接続は複数車線、車で例えると、PPPoE接続は自家用車に対して、IPoE接続はスポーツカーのようなイメージです。
IPoE接続は、IPv6での通信しかできません。
しかし、IPv4の通信もできるように、IPv4 over IPv6といった技術を使って、従来通りの通信ができるように工夫されています。
IPoE接続の始め方
IPoE接続するためには、3か所の設定が必要です。
- NTT
- プロバイダ
- v6プラス(IPoE接続)に対応したルーター
気を付けないといけないのは、プロバイダとルーターが、IPoE接続に対応している必要があります。
IPoE接続は、たいてい無料で利用でき、「v6プラス」といった名前で提供されており、プロバイダで申し込めばNTTの設定も自動で設定してくれるかと思います。
設定完了後、自宅のIPv6対応のルーターで、PPPoE接続からv6プラス接続の設定に切り替えるだけで利用が可能で、工事も不要です。
申し込んでから設定が完了するまで、早ければ即日、遅くても数日で作業は終わりますし、その間ネットが使えなくなるということもありません。
PPPoE接続と違い、IPoE接続はルーターにIDとパスワードの設定は不要です。設定しなくても接続できるってなんだか不思議ですね。
お手軽に利用できるので、ネットの遅さに悩んでいる方は試してみてはいかがでしょうか。
コメント