不動産売却や失敗談

投資

ワンルームマンションを購入して、売却するまでの話や失敗談について記載します。

入居者の死亡

オーナーチェンジで購入して、そのとき入居していたのは、デイサービスを利用している高齢のお婆さんでした。
物件を購入してから5年後に、お婆さんが老衰で亡くなりました。
デイサービスの方が、翌日に亡くなっているのを発見されました。
お婆さんに身寄りはなかった為、孤独死で放置されることはなくよかったと思います。
また、夏の暑い時期だったので早期発見ができたのも幸運でした。発見が遅れれば腐敗が進んで後の処理が大変になるからです。

孤独死のイラスト

警察の対応やら何やらを管理会社にお願いしたので、私は何もしなくてよかったです。
入居者の死亡といった突然の出来事があったりすると、管理を管理会社にお願いしていてよかったと思いました。

リフォーム

お婆さんが亡くなってから、リフォームしました。
リフォームも管理会社にお任せしてすべて実施していただきました。
エアコンも結構古かったので型落ちで安く手に入れたものを設置しました。
リフォームで大金が飛びましたが、そのままだと部屋は結構ボロボロだったので致し方なしです。

リフォーム後のピカピカの家のイラスト

その後、1年弱の間、入居者が決まりませんでした。その間、家賃収入はありません。
長らく入居者が決まらなかったので、家賃の値段を低くしたり、入居者を決めていただいたらインセンティブを渡す話をして、ようやく入居者が決まったときにはホッとしました。

不動産売却

東京オリンピックが近づくにつれ、不動産の価格が上がってきているのと、不動産は流動性が低いのと、個人で毎年確定申告をするのが正直面倒だったので、2019年初めに売却することに決めました。

すまいValueで無料見積もりを何件か実施し、その中の一つの不動産業者に決め、売却に向けて手続きを進めました。

実際に売却できたのは2020年の1月なので、1年弱の時間がかかったことになります。
株などの投資と違って、流動性がとても低いと実感しました。不動産はすぐに現金が欲しい時に売れないので注意が必要です。
売却までには何件か問い合わせもありましたが、値段を高くしていたせいか買い手はなかなかつかなかったので、徐々に値段を下げたりもしました。
最終的に売った人とは値引き交渉もあったので応じました。

正直、購入したときの値段より、売却した時の値段のほうが上振れていたので、売値はいくらでもよかったです。今までの家賃収入と合わせるとかなり儲けさせてくれた物件でしたしね。
その分、当然税金(譲渡所得税)はたくさん払わなければいけませんけどね。

登記の失敗

不動産購入時の登記は、実家の住所で実施していました。
売却までに何度か引っ越しをしたのですが、不動産の登記の住所の情報はそのままにしていました。それが後になってあだとなりました。
売却時には、登記に記載されている実家の住所の本人と、現在の住所の本人が、同一人物かどうか証明しなければいけなくなったのです。

具体的には、実家の市区町村の役所で戸籍の附票をとれば証明ができます。
戸籍の附票には、引っ越した住所が一覧されているからです。
しかし、10年以上前から不動産投資をしていたため、戸籍の附票に実家の現住所が記載されていませんでした。
どうも、戸籍の附票に住所の一覧を電子データで記載するようになったのは、割と最近のことのようで、古いデータは記載されていなかったのです。
要するに、実家の現住所から、現在の現住所までたどることができず、証明ができないということです。

売却時に司法書士の方が立ち会うのですが、証明ができないと困っていました。
ただし、実家の現住所と本籍が同じため、戸籍の附票に本籍の記載もあったので、最終的にはこれでよいということになり、売却手続きを進めることができました。

皆さんもこのようなことがないよう、引っ越した時には、登記の住所も忘れずに変更しておいたほうが無難かと思います。

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